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TITLE: [CinemaLife:5606] Re: キング作品いろいろ
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Kiwi@

On Fri, 14 Jul 2000 18:38:56 +0900
ARENO wrote: 
|ARENO@今夜のおかずは豆腐ハンバーグだっ、です。
|んで、今、豆腐の水切り中なので(^^;)、その間にちょっと横入り。

豆腐ステーキは食べたことあるけど、豆腐ハンバーグという料理のしか
たもあるのかぁ。。。なんかうまそうやなあ。(ゴクッ)

|kabuさん&Kiwiさん:
|>|地下室にある脱穀機みたいなのが
|>|人を食い殺すというのが・・
|>|だったら地下に行かなきゃいいじゃんかよ〜

ARENO wrote: 
|タイトル忘れたけど、原作読んだことあります。
|脱穀機じゃなくてクリーニング屋の「自動プレス機」じゃなかった?
|人間を飲み込んでパタパタたたんじゃうの。

ほほぅ、自動プレス機ですかぁ。。。こりゃ、怖くないかも。(笑)
でも、自動プレス機に生身をたたまれるのは願い下げですよね。(笑)
。。。いかにもキングらしい発想でそこが好きです。(^^)

ARENO wrote: 
|地下室に行かなくても、ダメなんです。凸(`_')
|なぜなら最後は機械が自ら地下室を抜け出し、
|道路をがっちょんがっちょんと歩いて
|悪魔払いをしようとした刑事たちを殺しに来るから。(^^;)

ま、「妖怪」の一種だろうからそうこなくっちゃあダメでしょう。(笑)

ARENO wrote: 
|#でももういっこ「地下室モノ」があったからそっちの映画化かしら。
|そっちは巨大化したネズミとかが出てくる話だったような。

むかしNHK教育で午前にやってる理科の番組で
「猫はネズミの形を見て捕まえようとしているのか」
とかいう実験をやってました。
最初は実物大のネズミの張りぼてに猫がどう反応するかを試してたんで
すが、そのうち、張り子のサイズが大きくなってきて、
最後は猫の何倍も大きな張り子ネズミになってました。
で、猫はどう反応したかというと、ものすごく恐れおののいて
逃げ場のない透明ケースの中をすごい勢いではね回ってました。(^^;
。。。怖がるに決まってるじゃないかと見てて思いましたね。(笑)

ARENO wrote: 
|今手元にないんでうろ覚えだけど、キングの短編集
|「神々のワードプロセッサ」
|「トウモロコシ畑の子供たち」
|「骸骨乗組員」
|のどれかに収録されてた筈。
|この三つの短編集は、どれもとっても面白いです。
|「トウモロコシ畑……」も、たしか映画化されてるよねー。
|「神々のワードプロセッサ」はたぶん、Kiwiさん好み。

お、情報ありがとうございます。よしやさんにも勧められてたのに
まったく読んでなかったから、キング作品に挑戦してみますか。
で、「トウモロコシ畑の子供たち」も出来が悪いらしいっすね。(^^;
映画ごらんになられた方、いかがでしたでしょう?
#でも、「出来が悪い」と言われると逆に観てみたくなる。。。(^^;

ARENO wrote: 
|キング作品の特徴の一つに、アメリカの現代社会を構成している「モノ」の
|名前が、偏執的に出てくるってのがありますよね。
|スナックとかお菓子とか、煙草とか、下着とか、スーパーマーケットとか、
|とにかく主人公を取り巻くあらゆるモノの名前が実際にある固有名詞で
|しつこいほど書き込まれている。

ははあ、そうなんですか。なるほど、わかるような気がします。
先に柳田国男のたとえを出しましたが、柳田も自分が研究対象にしてい
る世界があくまで今現在の現代社会であるという主張をしつこいぐらい
に繰り返していたようです。

というのも、キングや柳田国男が見ているものは、ついついはるか遠い
過去の世界なんじゃないかと見られてしまいがちだからだろうと思いま
す。キングにしてみれば、そういう現代に実際にある固有名詞を多用す
ることでキングの小説世界はあくまで現代なのだということを強く主張
しているのかもしれませんね。

ARENO wrote: 
|それによって一つには、主人公のライフスタイルとか社会的地位が
|かなり具体的に描写されるわけだけど、
|もう一つ、
|読んでるとなんだかそれらの氾濫する「モノ」たちが、
|主人公の内部に流れ込んでいくような感じがすることがある。
|それは物質文明に毒されているというような主張ともちょっと違って、
|人の在りようの大部分は、そんなふうに非常に雑多な、
|通俗的なものが無数に寄り集まって構成されているという認識。

なるほど。
日本的な言い方をすれば「八百万の神」ということになりますね。

ARENO wrote: 
|だからほんの偶然の、ささいな「揺れ」みたいなもので、
|「善」にもなるし「悪」にもなるというような。
|(万華鏡のイメージね)
|そういうところがキングの小説の面白さって気がします。

いや、なるほどです。これは慧眼ですね。

ARENO wrote: 
|↑Kiwiさんの意見、イメージがいまいちわからなかったのですが、
|わからないままにいっぱい書いてしまいました。

とかいいながらも、だいたい伝わっているじゃない。(^^)
「八百万の神的世界」とでもいうようなところがポイントだという意味
でですが。

手元に資料がないので具体的にどこの場所だとかはっきりしたことは言
えないんですが、ヨーロッパのとある聖母マリア教会(←水の上に立って
いる)を水中から突き出て支えている柱に、上下逆さまに描かれたメデュー
サの顔の石像とおぼしきレリーフが刻まれているのが最近(といっても
10年ぐらい前だと思う)になって発見されたらしいです。

この発見の意味するところは、ヨーロッパで一般的な聖母マリア信仰が、
実は土着の宗教を邪教として抑圧することでようやく成立しているもの
なのだと言うことらしいのです。メデューサというのは、その姿を見た
ものは石になってしまう妖怪として今日では描かれますが、もともとは
土着の聖母のような神なのだそうです。で、そのメデューサのレリーフ
が聖母マリア教会の建物自体によって封印されている格好になっている
ことから、上のような解釈がでてくるのだとか。

この聖母マリア/メデューサという対立項でいうなら、キングが描く世
界はもっぱらメデューサ側の世界ということになるというのがわたしが
先に言ったことの意味です。そしてその土着メデューサ信仰の世界とは、
一神教の世界ではなく、まさに八百万の神の世界、つまりアニミズムが
支配する世界だそうなのです。

「アニミズムが支配する世界」とかいうとやっぱり昔の古い話ととられ
がちなんですが、そうじゃなくてもっぱら現代社会を現に支えている文
化の深い層の部分にもその世界があるのだということを説明臭くなく言
うとしたら、ARENOさんが指摘するような、「アメリカの現代社会を構成
している「モノ」の名前が、偏執的に」でてきて、なおかつ「それらの
氾濫する「モノ」たちが、主人公の内部に流れ込んでいくような」描き
方になるんじゃないかと思いますね。

。。。というようなことを説明くさく書くのも気が引けますが。(^^;

ARENO wrote: 
|#豆腐ぱさぱさかも。(-_-;)

あれあれ、料理ダメにさせちゃいましたね。すいません。(^^;

ではでは。

研究テーマのことが生活の中心ではありますが、スター・ウォーズX/ジェダイの復讐だけでなく、ボディ・スナッチャーなんかも考えているのですが、この先の展開を考えるともう少し評価を細かくしたいと思っています。飯島さんが指摘するように、画質や音質も問題点になる場合がありますから…。どんなことがあってもDVDとブルーレイのことはあきらめずに進めていきますが、先日オマージュに行った時にはさすがに疲れが出てしまいました。新しい時代を感じているとCSVあたりが気になるけど、それよりも今はもっと自由にいきたいように感じるけどいろいろと考えながらも、そろそろ貧乏でも結婚したいと考えているのですが、やはり若くて可愛い子はなかなか見つからないという感じで、ところが私より条件の悪い吉本さんがここの方法でかなり奇麗でスタイルも良い女性と出会いだけではなく婚約まで進んでしまったのがかなりショックで、やはり方法を選ばないと損をすると思う今日この頃です。最近はこれでもCafe Cute-Mの記憶がまだ新しくて、結構用心深く進んでいます。
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